兵庫北部・但馬と丹波エリア観光施設の取り組み
先日、日本旅行業協会(JATA)とひょうご観光本部による旅行会社向け研修旅行に参加いたしました。
長引くコロナ禍において、各観光現場ではいかに安全な旅行をお客様に提供できるかを日々協議、模索されています。
宝塚/篠山を訪れた後、兵庫県北部の城崎温泉、湯村温泉にそれぞれ宿泊。丹波、但馬地方の現地観光協会の方からコロナ対応策等の説明を受けながら訪問した各施設を視察。既に全ての現場では検温、マスク、消毒、飛沫防止対策等の基本対策を行っていました。
城崎温泉では川口屋城崎リバーサイトホテル様、湯村温泉では朝野家様、井づつや様における現場の取り組みを視察し、旅館経営者と研修参加者で意見交換会を行いました。湯村温泉街の散策では朝野家様の朝野社長が自らガイドとなっていただき、モデルコースのご案内や源泉の熱を利用した「温泉たまご」作りにもチャレンジ。
摂氏98度の源泉「荒湯」を中心に63カ所の源泉が半径400メートル圏内に広がる地元の「湯がく文化」を体験させていただきました。
兵庫県内でも山陰地方においてはこの夏の海開きを予定されております。温泉地の旅館においては利用部屋数を制限する取り組みを秋口まで継続させ、食事処では隣との十分なスペース、仲居さんのご案内も距離をとるといったガイドラインの遵守がなされております。今後の観光客受け入れの第一フェーズへ向け、我々旅行業者も地域施設と連携しながら新たな「安全・安心企画」の造成に取り組んで参ります。